【絶対に読んだ方が良い!】終わり方が綺麗・完璧なマンガランキング【14選】

みなさん,こんにちは。

終わり良ければ全てよし。

という言葉がありますが,マンガにおいても結末や最終回というのは非常に重要です。

これまでどれだけ面白い展開でも,最終話が陳腐なものだったり,物語中の伏線を回収できないで終わってしまったり,と終わりがしっかりとしていないと折角の名作も駄作となってしまいます。

今回のランキングでは,そんなとても大事な要素である最終回,終わり方に注目し,『終わり方が良かった・終わり方が綺麗・終わり方が完璧』なマンガをランキングにしました。

終わり方が綺麗・完璧なマンガランキングの基準とは

終わり方が綺麗だと言っても色々とジャンルもバラバラですし,比べられない部分も多いと思います。

そのため,あくまで私の中でのランキングであります。

また,特に要素として重要視したのか以下の項目です。

・作品にストーリー性がある
・目的が明確でそれをどのように達成したか
・物語の途中にちりばめられた伏線を回収しているか

その作品はどんな作品で最終的な目標はどこにあるか。

その目標を達成するためにどんな過程があったか。

イチロウ
物語の途中に「〇〇はなんだろう」といった伏線があり,後々,「〇〇は■■だったのか!」といった謎が解決すると,「△△先生さすが!」といった拍手がしたくなります。

どんな終わり方が綺麗なのか

終わり方がどんな風にあるべきか。については,

マンガに限らず絵本であったり小説であったり,多くの物語で作者の好み・読者の好みがありますので,一概にこう終わるべき!というものはありません。

しいて言うならば,作者は本当にこうやって終わらせたかったのか。

尻すぼまりの展開で不本意に終わってしまうような作品はちょっと残念に思います。

また終わり方には,

・全ての目標が達成され,後日談も含めてハッピーエンド
・全ての目標が達成されたような雰囲気を匂わせて良い感じで終了
・作品の命題にそって,読者に伝えたいことを伝える形で終了
・主人公が死んでしまうが,世界は平和になる

などなどの終わり方があり,どの終わり方が良いのかというのはその物語によるので難しいですが,物語の命題と伏線の回収をしっかりと行っているマンガは総じて名作になると思います。

終わり方が綺麗・完璧なマンガランキングを発表

さて,今回のランキングでは,「終わり方が綺麗・完璧なマンガランキング」として作成をしました。

このランキングはマンガ好きの友人との議論の結果と私の主観が多く含まれているため,異論は多くあるかもしれません。

あくまで,一個人のマンガ好きの意見として参考にしてください。

 

それでは,どうぞ!

  • 寄生獣

    寄生獣

    ごく普通の高校生・新一は、ある晩部屋で、ヘビのような生物を発見する。叩き潰そうとしたその生物は、新一の右手に侵入してきた。その生物の正体は、他の動物の頭に寄生して神経を支配する寄生生物だった…!寄生に失敗し、新一の右手に寄生したミギーと新一の奇妙な生活が始まる。やがて二人は、お互いの命を守るため、人間を食べる他の寄生生物と戦い始める…。全人類必読!未来への警鐘の書が登場!!

    1口コメント

    名作と言われれば必ず名前が上がる名作漫画です。

    絵がとてもうまい訳ではありませんが,ストーリーが非常に秀逸で,人類に対する警鐘をも作品に含めています。

    パラサイトの存在価値,人類の存在価値,とても考えさせられることが多い作品です。

    ・パラサイトと寄生獣とは
    ・人類への警鐘
  • 鋼の錬金術師

    鋼の錬金術師

    兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。

    1口コメント

    とにかく開始から終わりまでストーリーがしっかりと練られていて,この巻数で終わったのに内容はとっても濃いです。

    禁断の人体錬成をしたことで始まる天才兄弟の様々な葛藤も見所です。

    「等価交換」という言葉が非常に心に残っています。

    ・エドワード兄弟の絆
    ・錬金術師としての葛藤と覚悟
  • RAVE

    RAVE

    この世の悪の部分をつかさどる魔石DB(ダークブリング)が、50年たった今、再び蘇った!それに対抗できる唯一の光・聖石レイヴの使い手として選ばれた少年、それが──ハル!!50年前の光と闇の戦争を知る、レイヴの使い(?)プルーとともに、残る4つのレイヴを求めて、生まれ故郷ガラージュ島から大陸へと旅立った!!アニメ化もされた大人気冒険ファンタジー!

    1口コメント

    真島先生の作品は「フェアリーテイル」が一番有名かもしれませんが,個人的にはこのRAVEの方が好きです。

    RAVEに選ばれたハルは記憶喪失となったエリーとともに大冒険をします。ハルの真っ直ぐな性格がとても好感がもてます。

    2人以外のキャラクターも非常に人気で,「ムジカ」と「ジーク」はメインキャラを凌ぐほどの人気キャラです。

    物語も綺麗に進み,作品としての完成度は非常に高いです。

    ・RAVEに選ばれたハルの決意
    ・ジークの秘めた想いと決意
  • 烈火の炎

    烈火の炎

    花火師である父親と2人暮らしの少年・花菱烈火は、「忍者」に強い憧れを抱く高校1年生。地元では負けナシと恐れられている同級生・石島土門をも一蹴してしまう烈火は、日頃から「ケンカでオレに勝ったらその人の『忍』になる」と公言しているものの、いまだに自らの君主を見つけられずにいたが…。400年の時を超えた因縁を巡る戦いが幕を開ける!炎を操る烈火が繰り広げる、長編忍術スペクタクル!!

    1口コメント

    個性豊かなキャラが多く,敵キャラもどこか憎めない性格のキャラクターが多いです。

    烈火の初志貫徹の忍道は最終回まで貫かれていて,何年経っても読み返したくなる名作です。

    ・火影軍団の炎の型
    ・烈火の忍道
  • 封神演義

    封神演義

    紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期。崑崙山脈(こんろんさんみゃく)の仙人・太公望(たいこうぼう)は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」という任務を受ける!殷の皇帝・紂王(ちゅうおう)を誘惑して暴虐の限りを尽くす仙女・妲己(だっき)を、太公望は真っ先に封神しようとするが…!?

    1口コメント

    傍若無人の妲己を倒すだけの物語と思いきや,もっと深いところでの物語でとても衝撃を受けた記憶があります。

    主人公が爽快なバトルをするという少し前の王道な主人公ではなく,戦略で相手に勝つというスタイルは当時のマンガではあまりなかったので新鮮でした。

    単行本の表紙にも秘密が。。

    ・太公望の本心
    ・敵キャラが魅力的
  • スラムダンク

    「好きな娘と一緒に登下校」したいと、中学時代50人の女の子に告白するがフラれ、高校では彼女を作りたいと湘北高校ヘ入学した主人公の桜木花道は、同学年の女生徒、赤木晴子に一目惚れし、誘われるがまま、バスケ部に入部する。初心者でルールも分からない桜木は、地味な練習に嫌気をさしたりするが、キャプテンの赤木剛憲、通称「ゴリ」の厳しい指導やその妹の晴子の励まし、同学年のエース、流川楓に対抗心を燃やすなど、徐々に上手くなっていく。

    1口コメント

    言わずと知れた名作中の名作です。特にバスケットマンガは当時タブーとされるほど難しい題材だったようですが,その熱い闘いを見事に描かれています。

    花道の所属する湘北高校だけでなく,ライバル高校のプレイヤーにもそれぞれに特徴や見どころがあり,本当に終わりまで楽しむことができます。

    ・花道の類まれなる身体能力とその成長速度
    ・流川のバスケに対する想い
    ・キャプテン赤木の魂
  • るろうに剣心

    るろうに剣心

    逆刃刀を腰に下げ、不殺を誓う流浪人・緋村剣心――彼こそは維新志士の中で最強無比の伝説をもつ「人斬り抜刀斎」であった。維新後、その熱き想いで人々を守り続けた流浪人・剣心の活躍を描く!

    1口コメント

    最強の人斬りであった剣心が,るろうになり,剣を握る理由を最終的に見つける物語。

    最強の強さを持ちながらも,人間としての優しさが強すぎるせいで様々な問題を抱えてしまう剣心だからこそ,多くの人から愛される存在だと思いました。

    ・剣心の強すぎる奥義
    ・時代に乗り遅れたものと乗り遅れなかったものの差
  • 金色のガッシュ!!

    金色のガッシュ!!

    魔界の王を決めるため、100名の魔物の子供達が人間とコンビを組み、最後の1組になるまで戦う。ファンタジー系バトル漫画。 天才ゆえに妬まれ、友達のいなかった清麿と、素っ裸で清麿の部屋の窓を割って入ってきたガッシュ。二人が出会い、過酷な戦い、運命の中で共に助け合い、成長してゆく物語。

    1口コメント

    ガッシュと清麿のコンビがとてもお似合いで,多くの魔界の王候補と闘う様はとても熱くなります。

    ガッシュが優しい王になるためにどんなときにまっすぐに闘う様は,少年マンガの王道展開です。

    とにかく優しいガッシュを見てください。

    ・優しい王になるために闘うガッシュの強さ
    ・ガッシュと出会い,成長する清麿
  • ANGEL VOICE

    angel voice

    ケンカだったらレアル相手でも楽勝!!腕に覚えのある“ワル”が集まり、“県内最強軍団”と皮肉られる市立蘭山高校サッカー部。その奇跡の物語が始まる。熱き心を取り戻せ!!本格高校サッカー巨編!!

    1口コメント

    最近読んだマンガでしたが,不良マンガというイメージの割に嫌な感じもなく,サッカーが始まるととことんサッカーを追求していきます。

    とにかく作中で,作者がこのようなストーリーにしていくんだ。というしっかりとした構成で,タイトルがとても重要なワードになっていること,1巻の表紙と終盤の一番盛り上げる部分に伏線が張ってあることがわかったときは驚愕でした。

    また,泣かずにはいられない展開で一度は読むことをオススメします。

    ・エンジェルボイスの存在
    ・乾から成田へのパス
  • 暗殺教室

    暗殺教室

    号令と共に教室を満たす銃声!椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる――!!

    1口コメント

    ネウロを描いた松井先生の作品です。どちらの作品もとても始まりと終わりの繋がりが非常に考えられているので,全てを読み終えたときの充実感がとても高いです。

    ころせんせーと生徒たちの殺すための関係なのに信頼感がありなんとも不思議な状況を違和感なく受け入れられる感動作です。

    ・誰にも殺せないころせんせー
    ・色々なことをころせんせーに学ぶ生徒
  • デスノート

    デスノート

    このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATHNOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!!かつてないスリルとサスペンス!!

    1口コメント

    設定,画力ともに申し分ないダークヒーロー物語です。

    夜神月がデスノートに出会わなければ,誰よりも正義感のもった警官なりエリート官僚なりになっていたと思うと,なんとも言えない気持ちになります。

    最後の月を追い詰めるシーンが少し無理がありましたが,デスノートという性質を考えると終わり方としては,綺麗に短く終わっていると思います。

    ・月とLの頭脳戦
    ・名前を書いただけで死ぬデスノートの威力
  • ヒカルの碁

    ヒカルの碁

    ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。

    1口コメント

    当初は佐為のために囲碁をうってくれるヒカルですが,次第に囲碁の魅力にとりつかれヒカルは自ら囲碁を打つ道を選びます。

    佐為の囲碁を打ちたい気持ちや,ヒカルの無邪気に囲碁を学ぶ姿,それを見つめる佐為の想いなど。

    佐為が現世に蘇った理由を悟るシールも胸熱です!

    囲碁のルールを知らなくても楽しめるマンガなので,とてもおすすめです。

    ・佐為の囲碁に対する想い
    ・塔矢とヒカルの関係,塔矢の佐為(ヒカル)に対する感情
  • うしおととら

    うしおととら

    蔵の中に、500年も閉じこめられていた妖怪。ヤツはその昔、人を食い、悪業の限りを尽くしていた。ひょんなことからヤツを解き放ったのが、蒼月潮(あおつきうしお)。うしおはヤツにとらと名づけた……。うしおととらの伝説が、いま、幕を開ける!

    1口コメント

    元祖綺麗に思ったマンガといえばこの作品でしょう。

    うしおのまっすぐな想いはとらの気持ちも変えるほどで。。

    とらが,とらとなった過去も切なく,全ての話がとても深い話ばかりです。

    ・うしおととらの最強コンビ
    ・妖怪たちのそれぞれの過去
  • 聲の形

    聲の形

    「俺は彼女が嫌いだった」――明るく!楽しく!大冒険!がモットーの少年、石田将也(いしだ・しょうや)。耳の聞こえない転校生の少女、西宮硝子(にしみや・しょうこ)。2人の出会いが、教室を、学校を、そして将也の人生を変えていく――。余りにもみずみずしい青春のカケラたち。最高に切なく、心ゆさぶる物語が生まれました。

    1口コメント

    道徳の時間にぜひ扱って欲しい名作です。

    主人公の将也は退屈な日々から逃れるため,聴覚障がいをもつ同級生の西宮をいじめていました。

    しかし,本質的なテーマは単なるいじめや障がい者に対する認識の問題というだけでなく,コミュニケーションをとれない,もどかしさやいじめた側の罪の意識や許しといった,現代社会が抱える問題に向き合っています。

    この作品を読み終えた後は,考え方をあらためるきっかけとなりました。

    ・将也の苦悩,西宮の苦悩
    ・現代社会が抱える問題

まとめ

いかがでしょうか。

 

終わり方が綺麗な作品の特徴として,巻数がそこまで多くなく無駄がなく完結に至っている。という共通点もあります。

 

 

ネタバレとまでは言えませんが,若干終盤に話に踏み込みますので,一から見たい人は,ここまでで作品をお楽しみください。
それぞれの作品を見てみると,

寄生獣・・・「寄生獣」というタイトルの意味

鋼の錬金術師・・・「等価交換」というキーワード

RAVE・・・エリーの正体,ドクロの謎

烈火の炎・・・呪われた子の真実

エンジェルボイス・・・1巻の表紙と決勝後半戦の登場シーン

などなど終盤~終わりにかけて,どんでもない秘密や冒頭からの伏線がドバドバと放出され,エンディングを迎えます。

また,スラムダンクのように最高の結果ではないものの,作者のタイミングで終わった作品もあります。

綺麗に終わったからといって,もっと見たかった作品は多くあると思います。

 

ぜひ今回の作品を参考にして,名作に出会ってください。

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