内祝いとは〜失礼のないお返しを〜

  • 2019年1月16日
  • 2019年3月30日
  • 内祝い
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内祝いとは

内祝いと聞くと,何かお祝いごとがあった際にもらった贈り物に対して「お返し」をすることとイメージされる方が多いのではないでしょうか。

実は,本来「身内へのお祝い」ということを意味しています。身内や親戚,近所の方におめでたいことがあった場合に,喜びを分かち合うために自発的に贈るのが内祝いでした。

しかし,今の一般的な常識では,結婚や出産,新築祝い等で贈り物をもらった際に「お返し」をするための贈り物を「内祝い」と呼ぶことが多いです。

そのため,近所の方から「内祝い」として何かをもらった場合,こちらから何か贈り物をしていないのに何故?と思わず頂きましょう。

ただ,最近は特にお祝いを頂いていない方に対してわざわざ内祝いを贈ることはあまりしませんので,基本的には,贈り物を頂いた際の「お返し」に内祝いを贈るという認識で良いと思います。

内祝いの種類

内祝いといっても,いくつか種類があります。以下のお祝いごとの場合は,内祝いとしてお返しすることがあることを覚えておきましょう。

結婚内祝い

結婚披露宴に招待した方からご祝儀をもらった場合は,結婚披露宴にて,引菓子や引き出物をお返しするのが一般的です。

その場合は特に結婚内祝いを贈ることはいません。ただし,他の方より明らかに高い金額のご祝儀を頂いた場合は,差分の半額程度を結婚内祝いとしてお返しするのが一般的です。

また,結婚披露宴に招待できなかった方から,結婚祝いを頂いた場合は,頂いたものの半額程度の品を,結婚内祝いとしてお返しましょう。

出産内祝い

一般的に出産祝いを頂いた方には出産内祝いを贈ります。

結婚祝いと同様に頂いた贈り物の半額程度を目安にしましょう。

出産内祝いに関しては,生まれた赤ちゃんの名前で贈ります。

出産内祝いには,生まれた赤ちゃんの体重分のお米や,生まれた赤ちゃんの写真がプリントされた包みがあります。

せっかく出産を祝って頂いたので,出産内祝いを贈る際には,このような生まれた赤ちゃんに関連した贈り物を用意してあげると良いですね。

新築内祝い

家を建てる,購入する,引っ越す等をした際に,お祝いを頂くことがあります。

これらのお祝いに対しては「新居に招く」ということがお返しになります。

家にお招きし,おもてなしをすることで,内祝いとなります。

都合がつかない場合や,遠方のために自宅に招くことが難しい場合は,内祝いとして,お祝いの半額程度でお返しをしましょう。

快気(内)祝い

病気になった際にお見舞いの品を頂いた際には,病気が回復してから数週間を目安に,快気内祝いとしてお返しをします。

この場合,快気祝いとしても快気内祝いとしても誤りではありません。

病気が全回復していない場合は,お礼というような形でお返しをしましょう。

その他,お店を開いた際の開店祝いや,就職,退職等で贈り物を頂く場合があります。

全ての贈り物に対してお返しとしての内祝いを贈る必要はありませんが,あまりにも高価なものを頂いた場合や,日頃からとてもお世話になっている方に対しては,内祝いを贈ることも考えましょう。

内祝いを渡すタイミング

内祝いを贈るタイミングとしては,贈り物を頂いてから可能な限り内祝いを贈りましょう。

遅くとも1か月以内には内祝いを贈るべきと言われています。

もし,あまりにも遅くなる場合は,内祝いを贈る際にメッセージを添えて遅くなった理由を一言入れても良いでしょう。

内祝いの相場とは

内祝いの相場は,基本的には頂いたお祝いの半額程度と言われています。内祝いについては,頂いたものよりも高価なものを贈ることは失礼にもなりますので,おおよそ半額となるものを探しましょう。

相手が本当に喜ぶ内祝いを選ぶには

内祝いについては,頂いた贈り物の半額程度の予算となるため,あまり高価なものは選べません。

食品や日用品など,どんな方でも使用できるものが好まれます。

出産祝いであれば,既に紹介した生まれた赤ちゃんの体重分のお米や写真がプリントされたものにする。

頂いたものが連名の場合は,皆さんで分けられる小分けのお菓子にする等,内祝いを贈る相手や名目によって品を考えましょう。

内祝いで贈ってはいけないものとは

内祝いで贈ってはいけないものはいくつかあります。例えば以下にあげるような縁起が悪いものや,上司や目上の方への靴や靴下は,踏むことから失礼にあたると言われています。

縁起が悪いもの

刃物・・・ハサミなどの切れるものは「縁が切れる」ということを連想させるため避けましょう。

ハンカチ・・・ハンカチは「手巾(てぎれ)」といって,別れを連想させるため避けましょう。ただ,近頃はブランド物のハンカチを引出物に選ぶ方もいますので,少しずつ変化していることは事実です。

くし・・・くしは「苦しい」「死ぬ」ということを連想させるため避けましょう。

お茶・・・お茶は香典返しなどの弔事で使われることが多いため,結婚祝いでは避けましょう。

このようにせっかく贈り物をしたのに,常識がない人と思われてしまうのも残念です。何が良いのかわからない場合は,商品券やカタログギフトを選ぶのも1つの選択肢です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

内祝いの本来の意味について知らなかった方も多いのではないでしょうか。

また,単に内祝いといっても,どのお祝いの内祝いなのかによって贈るものが異なることがあります。

基本的には,もらったものを半額程度お返しする。縁起の悪いものは避ける。このことを覚えておけば大丈夫です。

全て律儀にお返しする必要はありませんが,ちょっとしたお返しをするだけで印象が変わってくるでしょう。

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